
月収1億円‼︎インフルエンサーの時代!国家からGAFAそして個人の時代へ
2021年1月24日(IT企業200社を経営するコークが教える個人の稼ぎ方)
第一章 インフルエンサーの時代がやってきた!
インフルエンサーが国家を超えた日!
2020年4月10日、新型コロナウィルス蔓延で外出自粛が叫ばれる中、インフルエンサーの時代を象徴させる歴史的な会見がYoutube上で配信された。
トップYoutuberの「ヒカキン」が東京都知事「小池百合子」とコラボ動画を配信したのだ!
小池知事は悩みを抱えていた。
腰の重い安倍首相を説得し、国のお墨付きである緊急事態宣言を勝ち取り、多額の費用を電通にかけて、テレビや各種メディアという巨大企業経由で、繰り返し外出自粛を呼びかけたのだが…
オリンピック開催予定地の東京都のトップとして、新型ウィルスと果敢に対峙し、封じ込めに成功するために日夜邁進しているのに、効果が思ったより出ていないのだ。
特に若年層の外出が減少せず、渋谷の人混みは一向に収まる気配がない。
そこで小池都知事が取った手段が、ユーチューバーという個人のインフルエンサーによる情報発信だ!
動画はすぐに拡散され、ヒカキンが動画のタグで使用した #うちで過ごそう が若者のトレンドとなり、一定の効果を見せて、戦後初となる第一弾のロックダウンは一旦収束した。
小池知事はその後、第二弾の緊急事態宣言下でも、著名Youtuber「Fischer’s」等とのコラボ動画で、若者への外出自粛を呼びかけている。
国家や巨大企業にも不可能な世論への呼びかけが、個人と、その個人が使うITツールで実現した、日本のネット史に残る瞬間であった。

国家 < 企業 < 個人
IT革命により、GAFAなどのITプラットフォームを提供するIT企業の力が、国家を超える実力を持っているのは、既に周知の事実だ。
テレビの出現で、メディアが国家を凌駕する時代が来て久しい。
そのメディアの役割も兼ねた、拡散力、資金力、優秀な人材の全てを集めるGAFAなどのITプラットフォームが、既にメディアにとって代わっている。
そのメディアの役割も兼ねた、拡散力、資金力、優秀な人材の全てを集めるGAFAなどのITプラットフォームが、既にメディアにとって代わっている。
米国では、GAFAがトランプ大統領の情報発信手段を全て取り上げて、国家よりも強いIT企業という構図が、より一層鮮明になった。
しかし、IT化が進む現代社会は、すぐに次の主役にとって代わろうとしている。
SNSというITプラットフォームを手に入れた、「個人」である。
民衆という民主主義における主役は従来、情報発信の道具を持たず、テレビなどの巨大メディアが創る情報が、世論となって民衆の代わりに世の中を動かしていた。
ところがTwitterやブログなどの、個人が世界に手軽に情報発信できるITプラットフォームが普及してくると、IT企業はあくまでプラットフォーマーにすぎず、実際に発信される情報というコンテンツは、個人がダイレクトに創る時代になった。
そして、情報発信する個人の中には、影響力の格差が生まれ、ずば抜けた影響力を持つ「インフルエンサー」と呼ばれる職業が生まれた。
そして今や、このインフルエンサーの中には月収1億円以上稼ぐ人も現れるようになった。

第二章 ITリテラシーの向上が稼ぐための必須条件に!
ではどうすれば月収1億円以上稼げるような、インフルエンサーになれるのか?
最近の大きく稼ぐ人たちに共通するのは、SNSやプログラミングなどを活用しているのが特徴である。
インフルエンサー以外にも、例えば投資で稼ぐためには、今や投資の情報収集にインターネットを活用しない人はいないし、投資の取引処理にもコンピュータを利用するのが常である。
ビジネスマンにおいても昔はビジネススキルの向上には、英語や簿記、経営学といった勉強が最重要だったが、今やITリテラシーの向上が必須スキルとなっている。
ITリテラシーの向上といっても、今からプログラミングを勉強する必要はない。
ITリテラシーの向上に本当に必要なスキルは以下の3点である。
- 1 SNS活用能力
- 2 情報収集能力
- 3 未来予測能力
1 SNS活用能力
SNSは大きく分類すると、クローズ型のSNSとオープン型のSNSの2つに分類される。
クローズ型のSNSとは、登録してある友人とやり取りするLINEやFacebook型のSNSで、オープン型は、Twitter、Instagram、Youtube、ブログなどの不特定多数に向けた情報発信ツールである。
インフルエンサーを目指すのであれば、オープン型のSNSの活用能力が必須になる。
友人とのやり取りに一日中LINEをするのもいいが、一部の時間をオープン型のSNSに時間を割いてみるのはどうだろうか?
2 情報収集能力
インフルエンサーというのは、魅力的な情報やコンテンツを発信できる人のことだ。
テレビ全盛期には、見た目が華やかだったり、頭がよくて知識がある人、社会で実績を出してきた人だけがテレビに出演することができた。
インフルエンサーの時代は、誰でも情報発信ができるということが魅力である。
魅力的なコンテンツがない場合は、インターネットで調べて情報発信することが可能である。
検索エンジンでの検索能力だけではなく、様々なSNSや情報サイトから効率的に、素早く情報を収集する能力が重要になる。
3 未来予測能力
未来を予測するのは難しい!
一流のインフルエンサーや専門家でも、未来を予測して予測通りにならない事はよくある。
それでも次にどういうSNSが流行るのか?またどういう情報発信が受けるのかと言う予測を、常に考えながら行動することが重要だ。
SNSを使いこなして情報収集能力を磨いても、次の流行を読めなければ大成功することは難しい。
そのために常に最新のIT技術を学び、基本的なITリテラシーを向上させる必要がある。

第三章 どうやって稼ぐのか?
ITリテラシーの向上で稼ぐ!というと、プログラマやWebページ制作者、動画編集者やライターなどの、IT系職業を思い浮かべる人が多いが、これらの職業は自己の作業時間をお金に変えているだけで、一般の職業よりも多少金額が高いというだけで、稼げる金額には限度がある。
ここではインフルエンサーの稼ぎ方をトップテン形式で紹介する。
ただし順位は一般的なイメージの順番にしてあり、稼げる金額順でも将来性順でもないので、どの方法を選ぶのかは、読者に自分でリサーチして決定してもらいたいと思う。
インフルエンサー稼ぎ方トップテン
Top 1 Youtuberになる (動画アーカイブ)
月収1億円超えも珍しく無くなったYoutuber!
最近は芸能人や専門家の参入もあり、今後は激戦が予想される。
Top 2 SNSやブログで、広告収益を稼ぐ
インスタグラマーやTwitterなどのミニブログ、ブログサービスなど、フォロワー数を増加させ、広告を稼ぐモデル。
Youtubeと比べて手軽に開始できるが、競争も多い。
Top 3 投げ銭で稼ぐ (ライブ主体)
Youtubeの広告収益に対し、投げ銭で稼ぐインフルエンサーが増加している。
少数の視聴者でも、コアなファンを獲得出来れば大きく稼げるのが特徴。
Top 4 オンラインサロン、オンラインセミナーを開催する
月額サブスクリプションモデルのオンラインサロンが流行している。
変動が激しい広告モデルに対して、積み上げ型の安定収入に人気急上昇。
5 オリジナル商品を開発し、物販をする
最近は、Tシャツなどの決まった商品ではなく、様々な商品を開発できる。
インフルエンサーが独自の商品を持つ事で、企業案件を受けないインフルエンサーも増加。
6 有料情報、デジタル出版をする
情報商材と言われる有料情報の販売もNoteなどのプラットフォームで手軽に販売可能になった。
Amazon Kindleでのデジタル出版もおすすめ。
7 Webサイトを立ち上げる
WordPressなどで独自ドメインを取得して、Webマガジンなどの独自サイトを立ち上げる事も比較敷居が低くなった。
アイデア次第で大きく稼げる可能性大。
8 メルマガを発行する
メルマガは古いと考えている人は多いが、月額サブスク、プラットフォーム非依存、メアドという顧客情報の直接保有で、今でもビジネスの中心。
LINEのLステップのように、チャットでのメルマガ配信も可能。
9 スポンサー、企業案件を取りにいく
昔風に言えば、CMだが、スポンサー、企業案件は開拓するのは大変。
安易に怪しい企業案件を受けると、インフルエンス力が無くなるので、慎重になっているインフルエンサーも増えている。
10 会社を設立し、本業で稼ぐ
商品やサービスを、社員を雇用史、大きく販売するインフルエンサーが増加している。
税制のメリットもある。

ここでは代表的な稼ぎ方を挙げてみたが、ITサービスは世界中で毎日のように、革新的なサービスが立ち上がり、古いサービスは駆逐されている。
ラジオ配信などの音声メディアや、AIとのコラボ配信、ロボットとの共演、3DやVRを駆使した情報配信など、新しいサービスはこれからも無限に発生し、それぞれの世界に個人のインフルエンサーが誕生してくるであろう。
あなたも次の時代のインフルエンサーとなって、夢を手に入れてはいかがだろうか?
完 永田 浩一 VASDAグループ 代表取締役会長 兼 CEO