
GAFA米巨大IT企業の決算出揃う、コロナ禍で一段と支配強化!
2020年8月6日米巨大IT企業で、世界のIT業界を牛耳るGoogle、Amazon、Facebook、Appleの通称GAFAの決算が出揃った。
コロナの予想に反して、増収増益の決算になった。
Googleの広告収入への過度な依存や、
Facebookのアカウント危険発言問題、
Amazonの労務問題、
Appleのイノベーション問題まで、
200社のIT企業を経営するコークが株価チャートを元に分析する!
動画の内容
GAFAの決算が出揃う
- 30日Google、Amazon、Facebook、Appleの略称GAFAの決算が発表
- 前日各CEOが反トラスト法について、議会証言を行い市場独占ではない釈明をしたばかりだが、決算は独占を示した!
- コロナ禍で、他の産業がこと如く巨大赤字を示す中、Google以外の3社は増収増益となった
- Facebookは危険投稿放置問題、Googleは広告減収が話題となった
Amazon
- コロナ禍で、ECが増収 売上9兆円!
- 他のAWS、サブスク、コンテンツ事業も好調
- 相変わらず設備投資の需要は大きく、利益率は気にしていない
- Appleとともに、広告収益に依存していないのが最大の要因
- 労務問題やオムニチャネルでのリアル店舗での経費増大、物流流通での自動化競争等が懸念事項
Apple
- 市場予想に反して11%の増収
- 世界中のアップルストア閉店も、ネットで売上補完
- 株高で、世界一の時価総額アラムコを押さえ返り咲き
- アマゾンと同じく広告収益にディペンドしない
- Appや音楽、TV、ゲームなどのデジタルコンテンツやサブスクリプションも好調
- 次のイノベーション商品であるApple Glassesの普及が鍵を握るか?
- トランプ大統領他の危険発言アカウント放置問題で、Twitterに比べ大きく広告を減らした蚊に見えたが
- インスタやワッツアップ等の事業が好調で、Stay Home需要が増え株価向上
- FBもインスタも、主要ユーザ年齢が上がるにつれ、ブームの移り変わりが激しい
- VRなどの次世代ビジネスの成功が鍵
- 個人的には、ザッカーバーグの年齢が上がるにつれ、次世代サービスとの戦いがどうなるのかが見どころ
- 1998年創業、2004年上場と、インターネット広告市場が拡大するので、無料で様々なサービスを提供すれば、広告料が自然とついて来た
- 今回コロナで、初の大幅広告減少をもろに受けたのがGoogle
- ハード、ソフト、有料サービスや、サブスクリプション、ECには弱い
- ただし、Googleの検索やその他のアクセス数はコロナで増大!広告市場の回復か、広告モデルからの脱却が鍵